デリカミニでキャンプを楽しむ!より便利で快適にするためのカスタムポイント
「週末のドライブがてら気軽にキャンプを楽しみたい」という方にぴったりの車が、デリカミニです。
コンパクトなボディながら、収納力や機能性も抜群。さらに、カスタム次第で自分だけの快適なキャンプ空間を創り出すことができます。
この記事では、デリカミニをキャンプ仕様にするためのカスタムアイデアを紹介します。
デリカミニはどんな車?
引用元:DELICAMINI デザイン
デリカミニは、三菱自動車の主力ミニバンであるデリカD:5のコンパクト版として設計された軽自動車で、2023年に発売されました。
ミニバンとクロスオーバーSUVの要素を併せ持つデリカD:5は、積載量に富む箱型ミニバンながら悪路走破性も高く、普段使いからアウトドアまで幅広く活用できる特徴をもった車です。
デリカミニは、このコンセプトを軽自動車に落とし込んでおり、ボディデザインは室内スペースが広いトールワゴンタイプです。
また、クロスオーバーSUVの要素として最低地上高が高めに設定されており、足まわりががっしりとした外観イメージに仕上がっています。
コンパクトな軽自動車なので、都市部や狭い道での取り回しが良く、トールワゴンの利便性とSUVの悪路走破性も兼ね備えた便利な車です。
デリカミニのここがすごい!キャンプに役立つ機能
引用元:DELICAMINI デザイン
デリカミニは軽自動車ながらキャンプシーンでも活躍する車です。
デリカミニの魅力として、以下の4つが挙げられます。
- 小回りの利く走行性能とオフロード性能
- 長距離運転も安心な運転支援機能
- コンパクトで使いやすい収納スペース
- キャンプの気分が上がる見た目
それぞれ詳しく解説します。
小回りの利く走行性能とオフロード性能
引用元:DELICAMINI 走行性能
デリカミニは軽自動車ならではの小回りの良さとSUVらしいオフロード性能を併せ持っており、これらの要素がキャンプ場までの移動に威力を発揮します。
SUV系の車種は大径タイヤと最低地上高の高さ、そして4WDシステムによる走行性能で、障害物を乗り越えたり、ぬかるみを走破するのに有利です。
デリカミニも、軽トールワゴンのなかでは高い最低地上高とトルクフルな4WDシステムを搭載しているため、ある程度のオフロード走行が可能です。
極端に険しいオフロードでの走行は難しいものの、キャンプ場までの道であれば十分に対応できるでしょう。
また、カーブの多い林道や峠道を走る際には軽自動車の小回りの良さが活かされるので、キャンプに馴染む車と言えます。
長距離運転も安心な運転支援機能
デリカミニには最新の運転支援機能が搭載されています。
運転支援機能は、高速道路の走行時にドライバーの負担を軽減してくれる機能で、デリカミニには、特徴的な次の3つの機能が備わっています。
- 高速道路 同一車線運転支援機能 マイパイロット
- レーダークルーズコントロール[ACC](全車速追従機能付)
- 車線維持支援機能[LKA]
これらの運転支援機能により、車線を認識しながら前の車に追従走行したり、設定した車間距離を保ってくれるため、ドライバーは快適に高速道路を走行できるのです。
コンパクトで使いやすい収納スペース
デリカミニは軽自動車ながら広い車内スペースを誇り、十分な荷室を活かしてキャンプ用品をしっかり積み込むことが出来ます。
デリカミニの荷室容量は4名乗車時で118L、2名乗車時で630Lと、軽トールワゴンの中では最大クラスの広さ。
4名乗車時の荷室の奥行きは335mmで大きな荷物を載せるのには十分とは言い切れませんが、シートアレンジで後席を倒すと奥行きは最大1,890mmまで拡大します。
このサイズなら大きなキャンプ用品も問題なく積み込むことが可能。
2名でのキャンプならシートアレンジを駆使することで、デリカミニの積載性で充分な荷物を収納することができるのです。
キャンプの気分が上がる見た目
デリカミニはアウトドアテイストのデザインが特徴なので、キャンプ場で映える車です。
軽トールワゴンをベースとして随所にクロスオーバーSUVの要素が取り入れられ、フロントマスクには、デリカD:5譲りの力強いデザインが施されています。さらに、バンパー下部にはアンダーガード風のゴツゴツした形状が装備されているので、キャンプ場でも注目されるでしょう。
また、デリカミニにはさまざまなカスタムパーツが用意されているのも特徴です。
カスタムパーツを組み合わせることで、自分だけの特別な一台に仕上げることができます。
キャンプに便利なデリカミニのカスタムポイント
キャンプをより快適に過ごすために、以下の3つのパターンに分けてデリカミニのカスタムポイントを紹介します。
- 車内の収納力をアップするカスタム
- 車中泊を快適にするカスタム
- キャンプのテンションをより高める外装カスタム
車内の収納力をアップするカスタム
デリカミニで快適なキャンプを行うためには、なにより車内の収納スペースが重要。
次の4つのカスタムパーツによって、ノーマル以上の収納性を発揮することができます。
天井に収納ネットやコンソールを取り付ける
車内の天井付近に収納ネットやオーバーヘッドコンソールを取り付けることで、頭上のデッドスペースを有効活用できます。
デリカミニは室内高が1,390mmと高く、乗員がゆとりを感じられる広々としたスペースとなっています。
この高さを活かして収納ネットを取り付ければ、軽量の荷物をまとめて頭上に収納でき、テントや食料品などの重たい荷物を積み込むスペースをさらに確保できます。
オーバーヘッドコンソールは天井に取り付ける形の収納ボックスで、三菱自動車純正オプションの製品は左右どちらからでも荷物を出し入れできるため、非常に便利です。
シート下に収納ケースを取り入れる
デリカミニのシート下には多少の空間があり、ここに収納ケースを収めることでスペースを有効活用できます。
助手席下には、前側にも後側にも引き出せるラゲッジアンダーボックスという樹脂製の収納トレイを取付ることができ、荷物へのアクセスがすばやくなります。
また、運転席と助手席の間にあるシート下のスペースにはシートアンダードローという布製収納を収められ、必要なときだけ前に引き出せば小物類をきれいに収納できます。
キャンプの際には、汚れに強いラゲッジアンダーボックスに靴などを収納し、シートアンダードローにはスマートフォンの充電器など使用頻度の多い小物を入れておくと便利です。
ルーフラックを取り付ける
引用元:D:Style Garege
ルーフラックは車の屋根に装着する金属製ラックで、大型の荷物や長物を車内に積み込まずに済みます。
ルーフラックはSUVにはよく装備されるカスタムパーツで、屋根のサイズがそのまま収納スペースとなるためテントを積み込むのにも最適。
荷物をルーフラックに移せば、その分車内のスペースを乗員に割けるので、デリカミニ一台で3名〜4名のキャンプでも可能となります。
アームレストコンソールを取り付ける
アームレストコンソールは、運転席と助手席の間に設置されたアームレスト内に収納スペースを備えたカスタムパーツです。
アームレストはドライバーの腕を運転中に支えるだけでなく、その内側を樹脂製ボックスとして活用することで、小物類を収納することができます。
車中泊を快適にするカスタム
デリカミニは、カスタム次第でキャンプの際に車中泊を行うことも可能です。
車中泊を快適にするうえでおすすめのパーツは、以下の通りです。
ベッドキットを導入する
引用元:D:Style Garege
車内で快適に寝るためには、ベッドキットを利用するのがおすすめです。
デリカミニはシートアレンジによって前席と後席をつなげることができますが、その状態ではシートの凹凸や隙間があるので、快適に眠るには不向き。
ベッドキットは、シートアレンジしたシートの上にフルフラットになるボードやマットを展開できるカスタムパーツで、シートの凹凸を解消し、フラットで快適な就寝スペースを作ることができます。
折りたたみ可能なベッドキットならコンパクトに収納できるため、キャンプ用品と一緒に積載して出かけましょう。
LEDルームランプを取り付ける
LEDルームランプは、LED化された車内の証明カスタムパーツで、輝度の高いLEDによって明るい車内を作り出せます。
デリカミニの車内には何箇所か照明が備わっており、車中泊では夜間の重要な光源です。
標準の照明では少し物足りなさを感じる場合は、LEDルームランプに換装することで車内を一層明るくすることができます。
車中泊の際は勿論、夜間車内で読書をしたい時なども、ストレスなく過ごせるでしょう。
ワイヤレスチャージャーを導入する
ワイヤレスチャージャーはスマートフォンなどの電化製品を置くだけで充電できるパーツです。
純正オプションのワイヤレスチャージャーは、ダッシュボード部分に装着場所があり、トレイにワイヤレス充電が可能なスマートフォンを置くだけで充電ができます。
車中泊で車内にベッドを展開したあとでもワイヤレスチャージャーは使いやすい位置にあるため、就寝時にスマートフォンを朝まで置いておくだけで簡単に充電ができてしまいます。
カーテン・シェードを取り付ける
車中泊のときは、カーテンやシェードを取り付けることで車内をしっかり遮光できます。
キャンプ場の照明や他の車のライトが差し込むと安眠の妨げになることも。
フロントウインドウやサイドウインドウ、リアウインドウ全てをカーテンやシェードで遮光して、快適な就寝空間を確保しましょう。
キャンプのテンションをより高める外装カスタム
キャンプ気分をさらに高めるために、以下のようなカスタムがあります。
フロントグリルを変更する
フロントグリルを変更することで、フロントマスクのイメージを明るくもシックにも演出することができます。
デリカミニにはオプション装備としてフロントグリルガーニッシュというカスタムパーツがあり、グロスブラックとシルバーの2カラーから選べます。
グロスブラックはエンブレム以外が黒で統一された落ち着いたデザインになり、シルバーは特徴的なデザインを際立たせて力強い見た目にしてくれます。
外装カスタマイズの方向性に合わせてこれらを組み合わせることでワンランク上の見た目に仕上げてみませんか。
フロントバンパーガードを変更する
引用元:D:Style Garege
フロントバンパーガードはバンパー下部を保護するプロテクターの一種ですが、外装デザインをより力強く見せるカスタムとしてもおすすめです。
フロントバンパーガードは、金属製の頑丈なバーを組み合わせたパーツで、オフロード走行時、前方からの衝突に対して車の前面を守ってくれるものですが、デリカミニでは、積極的にバンパーガードを使用するようなオフロード走行というよりも、頑丈なバンパーガードを装着することでデザイン的なアクセントを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ホイールを変更する
引用元:D:Style Garege
ホイールのカスタマイズは、外装に大きなアクセントを与えてくれます。
ホイールはサイズが合えば取り付けでき、デリカミニの純正オプション以外にも選択肢の広いカスタマイズが可能です。
デリカミニに力強いデザインのホイールを取り付けると、オフロード車の雰囲気を演出できます。
SUV系には、ブラックで統一されたシックなデザインや剛性感の高いデザインがよく合うため、デリカミニにもこういったホイールを取り付けると車全体が締まって見えます。
一方、高級感のあるデザインやシルバーのキラキラしたホイールも映えることでしょう。
デリカミニを自分好みにカスタムして充実したキャンプライフを!
デリカミニは、デリカD:5の弟分としてミニバンとクロスオーバーSUVを融合したコンセプトで、軽自動車ながらキャンプに使いやすい車に仕上がっています。
さまざまなカスタムパーツを組み合わせることでキャンプに必要な積載性を確保したり、キャンプ場にマッチする外装デザインに仕上げたりするなど、ユーザーの工夫次第で楽しめる車です。
東海三菱自動車販売が展開するコンセプトショップ「D:Style Garage」をはじめ、弊社店舗では充実したカスタマイズメニューが揃ってます。デリカミニのカスタマイズを検討している方は是非一度ご相談ください。
※本記事で紹介した商品の中には、一部当社では取扱いのないパーツも含まれております。