デリカD:5は悪路もへっちゃら!頼れる走行性能や必須のカスタムをご紹介

キャンプ道具を積み込んで山奥のキャンプ場へ向かうときや、渓流釣りで人里離れた沢に車を乗り入れるときなど、一般の乗用車では走破力に不安を感じることはないでしょうか。
そんなときに頼れる車が、三菱自動車のオールラウンドミニバン「デリカD:5」です。
一見すると、ファミリー向けのミニバンにも見えますが、その中身は本格的な4WDシステムと高い最低地上高を備えた、SUV顔負けのタフさを持つ一台です。
この記事では、デリカD:5がなぜ悪路に強いのかを解説した上で、走破性をさらに高めるカスタム方法をご紹介します。
デリカD:5は悪路に強い?こんな人におすすめの車!

引用元:三菱自動車工業サイトより
デリカD:5は、アウトドアレジャーを楽しんだり、自然を満喫することが好きな方々から、特に高い支持を集めているミニバンです。
一般的なミニバンが街乗りでの乗り心地に重きを置いているのに対し、デリカD:5は舗装路での快適性はもちろん、オフロード走行における高い安定性・走破性の両立を目指して開発されています。
以下のような方には、特におすすめの一台です。
- 年に何度もキャンプや車中泊に出かけ、未舗装路や山道を走ることが多い方
- 子ども連れで、安全性と車内の広さを重視しつつアウトドアレジャーを楽しみたいファミリー層
- 登山や沢登り、渓流釣りなどが好きで、自分で運転して人里離れた場所まで行く必要がある方
- 雪道やぬかるみなど、四季を問わず様々な環境で運転するアウトドア派の方
デリカD:5は、「どこへでも行ける自由さ」と「安心して帰ってこられる信頼性」を兼ね備えた、数少ないミニバン型の本格SUVです。
デリカD:5が多くの支持をいただけているのは、オフロード性能だけに特化せず、日常使いにおける燃費性能・乗り心地・室内の快適性もしっかりと確保し、普段の買物や送迎などの場面でも不自由なく使える点にあると言えます。
「日常」と「非日常の冒険」の両方に強い車として、あらゆるシーンで活躍してくれる。デリカD:5は、そんな一台です。
デリカD:5の悪路走行を支える技術
デリカD:5の悪路走破性を支える技術には、次のようなものがあります。
- グランドクリアランス
- アクティブスタビリティコントロール[ASC]
- アンチロックブレーキシステム[ABS]
- ヒルスタートアシスト[HSA]
- 2.2Lクリーンディーゼルターボエンジン
- 8速スポーツモード A/T
- 4WDシステム+S-AWC[Super-All Wheel Control]
- 18インチ大径タイヤ
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
グランドクリアランス

引用元:三菱自動車工業サイトより
「グランドクリアランス」は「最低地上高」とほぼ同義で、地面と車体の最も低い部分との距離を指します。
悪路では、地面の凹凸や岩などに車体下部が接触すると、そのままスタック(タイヤが空転して車両が前にも後ろにも動けなくなってしまう状態)してしまうことがあります。
特に、川沿いのぬかるみや段差の激しい林道などでは、スタックのリスクが高まります。
デリカD:5はグランドクリアランスが185mmもあるため、悪路でも車体の下部が路面と接触しにくく、スタックを防いでくれる設計になっています。
アクティブスタビリティコントロール[ASC]

引用元:三菱自動車工業サイトより
濡れた草地やぬかるんだ坂道など、滑りやすい場所でのカーブ走行時は、車が思わぬ方向へ滑ってしまうことがあります。
そこで活躍するのが「ASC(アクティブスタビリティコントロール)」です。
ASCは、車体の動きを常にモニタリングし、スリップなど不安定な挙動を検知した際に、必要なタイヤに自動でブレーキをかけて、安定姿勢を保ってくれる電子制御システムです。
つまり、滑りそうになったときに、見えないところで車が姿勢を立て直してくれる。そんな安心感がデリカD:5にはあります。
アンチロックブレーキシステム[ABS]

引用元:三菱自動車工業サイトより
ぬかるんだ道や砂利道などで急ブレーキをかけると、タイヤがロックしてそのまま滑ってしまうことがあります。
そういったタイヤのロックを防止してくれるのが、「ABS(アンチロックブレーキシステム)」です。
デリカD:5のABSは、急ブレーキや滑りやすい道路でブレーキを踏んだときにタイヤのロックを防止し、制動力を維持し、かつ安定した車体姿勢とハンドル操舵性を保ってくれる装置です。
注意点は、ABSは必ずしも停止距離を短くする機能ではないということ。
それでも、ABSが機能することで、車両のコントロールが維持しやすくなり、回避操作ができる可能性は高まるのです。
ヒルスタートアシスト[HSA]

引用元:三菱自動車工業サイトより
山道や林道などでは、坂道での停車や発進は避けられません。
特に登り坂での坂道発進は気をつかうもの。ブレーキペダルから足を離した瞬間に車が後ろに下がってしまって、ヒヤッとした体験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
こんなときに心強い機能が、「ヒルスタートアシスト[HSA]」です。
ヒルスタートアシストは、ブレーキペダルから足を離し、アクセルに踏み替えるまでの約2秒間、車両のずり下がりを抑制してくれる機能です。
ヒルスタートアシストがあることによって、坂道発進時の焦りやミスが軽減され、よりスムーズで安全な運転ができるようになります。
一見地味に見えるかもしれませんが、悪路での運転をサポートしてくれる安全機能の一つです。
2.2Lクリーンディーゼルターボエンジン

引用元:三菱自動車工業サイトより
アウトドアの悪路走行ではぬかるみや砂利道、急な上り坂など、トルクが必要となる場面が多くなります。
トルクとは、「エンジンがタイヤを回す力の強さ」を表すもので、車がスムーズに動き出したり、坂道をぐいぐい登ったりするときの「押し出すパワー」に直結します。
デリカD:5の「2.2Lクリーンディーゼルターボエンジン」は、低回転から最大トルク(約380N・m)を発揮。
約380N・mとは、1リットルサイズのペットボトル約38本分(=38kg)の重さを1メートルの長さの棒でねじり動かす力に相当します。
この強大なねじり力によって、アクセルを軽く踏んでも車体が力強く進み、特に悪路や重い荷物を載せた状態でもスムーズな加速が可能になるのです。
また、ディーゼルエンジンならではの燃費性能の良さも魅力です。
満タンでの航続距離が長く、ガソリンスタンドの少ない山奥やキャンプ場などへの往復にも安心です。
さらに、最新の排ガス処理技術によって環境性能も高く、クリーンディーゼルの名にふさわしい仕様になっています。
8速スポーツモード A/T

引用元:三菱自動車工業サイトより
アウトドアでは、舗装路から未舗装路、上り坂から下り坂まで、さまざまなシーンを走ることになります。
デリカD:5の「8速スポーツモードA/T」は、そうした路面の変化に応じて最適なギアを選択し、スムーズな加速と減速を可能にします。
低速ギアでは力強く、高速ギアではエンジンの回転数を抑えることで、ゆとりのある加速を実感できるとともに、低燃費にも貢献。
一般的なミニバンでは6速A/Tや無段変速機(CVT)が主流ですが、デリカD:5では「力強さ」と「快適さ」を両立するために、あえて8速A/Tを採用しています。
4WDシステム+S-AWC[Super-All Wheel Control]

引用元:三菱自動車工業サイトより
デリカD:5は、以下4つのドライブモードを搭載しています。
| モード |
詳細 |
|---|---|
| ECOモード |
燃費に優れた2WD(前輪駆動)で走行し、空調を省エネ運転することでエンジンの負担を抑えて燃費を向上し、エコに走行できるモード。 |
| NORMALモード |
さまざまな路面環境に応じて、4輪の駆動力と制動力を適切にコントロール。走行性能と燃費性能を両立できるバランスがとれたモード。 |
| GRAVELモード |
砂利道や未舗装路、ぬかるみなどで、後輪の駆動力配分を強めて走破性を向上。悪路走行やぬかるみでのスタック時の脱出性に優れたモード。 |
| SNOWモード |
雪道や凍結路など滑りやすい路面でのスリップを防止し安心して走行できるモード。カーブでは外に膨らまずにスムーズに旋回できます。 |
こうしたモードは、走行中でもダイヤルで簡単に切り替え可能。
さらに、三菱自動車の「S-AWC(Super-All Wheel Control)」技術により、4輪の駆動力・制動力がバランスよく最大限に発揮され、ドライバーは“意のままの操縦性”と“卓越した安定性”を実感することができます。
18インチ大径タイヤ
デリカD:5には、標準で18インチの大径タイヤが装備されています。
タイヤが大きくなることで、段差や凸凹を乗り越える力が増し、地面との接地面も広がるため、安定性が向上。
また、大径タイヤは外観的にも存在感があり、力強いイメージがさらに高まります。
なお、本格的な悪路走行が多い方は、オールテレーンタイヤ(舗装路と未舗装路の両方に対応できる汎用性の高いタイヤ)などへの交換を検討することで、さらに走破性を良くすることが可能です。
デリカD:5の悪路走行に必須のカスタムを紹介!
アウトドアシーンにおける悪路での安心感や走破性をさらに高めたいのであれば、デリカD:5に適したカスタムを行うことをおすすめします。
特に、多くのユーザーが実践している効果の大きい定番カスタムとして、次の2つが挙げられます。
- オフロード仕様のタイヤに交換
- マッドガードで泥はね防止
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
オフロード仕様のタイヤに交換

引用元:D:Style Garageより
デリカD:5を本格的なアウトドア仕様に仕上げるには、タイヤ選びは重要なポイントになります。
走破性・安全性・耐久性を一段と高めたいのであれば、専用タイヤへの交換がおすすめです。
オフロードタイヤは、以下の表の通り、「A/T(オールテレーン)」と「M/T(マッドテレーン)」、「R/T(ラギットテレーン)の3種類に分けることができます。
| タイヤの種類 |
特徴 |
適したドライバー |
|---|---|---|
| A/T(オールテレーン) |
・あらゆる地形に対応できるタイヤ ・未舗装の道だけでなく、舗装された道路も走行可能 |
一般の舗装路と悪路の両方を利用する方 |
| M/T(マッドテレーン) |
・オフロードでの走行性能をより高めたタイヤ ・ぬかるんだ泥道や砂利道など、悪路でも安定した走行が可能 |
渓流釣りや沢登りなど、本格的な悪路を走る方 |
| R/T(ラギットテレーン) |
・オールテレーン(A/T)とマッドテレーン(M/T)の中間に位置するタイヤ ・オールテレーン(A/T)よりもオフロードでの走行性能が高い |
一般の舗装路と悪路の両方を利用する方 |
タイヤ交換時は、ホイールサイズや車両のフェンダー干渉(タイヤが車体の外側のカバー部分に当たってしまうこと)などに注意が必要です。
なお、オールテレーンタイヤは「スノーフレークマーク(3PMSF:冬用タイヤであると認められたタイヤに刻印されるマーク)」付きであれば冬用タイヤ規制時も走行が認められます(※)。
※圧雪・凍結路ではスタッドレスタイヤには劣るため注意が必要
マッドガードで泥はね防止

引用元:三菱自動車工業サイトより
悪路を走る際に意外と見落としがちなのは、泥はねや小石はね等による車体への損傷や周囲への影響です。
タイヤが跳ね上げた泥水や小石などが、車体の側面や後続車に飛散して、ときには傷をつけてしまうこともあるのです。
こういった事態を防ぐには、「マッドガード(泥除け)」の取り付けがおすすめです。
マッドガードをタイヤの後ろに取り付けると、走行中にタイヤが跳ね上げる泥水や砂利・小石などから、効果的に車体を守ってくれます。
デリカD:5には、純正オプションとして、品質やフィット感に優れた専用マッドガードが用意されています。
また、社外製となるアフターパーツ市場にも多数の製品があり、カラーや素材の選択肢が豊富なため、外観のカスタムを兼ねて取り入れる方も多いです。
デリカD:5をカスタムして悪路走行性能をアップしよう!
この記事では、デリカD:5がなぜ悪路に強いのかという技術的な裏付けをはじめ、悪路走行性を高めるために取り入れたいカスタムについても詳しく解説しました。
デリカD:5は、一般的なミニバンの枠を超え、本格的なクロスオーバーSUV的特性を併せ持つ車です。
グランドクリアランスの高さや三菱自動車独自の先進技術(4WDシステム、S-AWC、HSAなど)が発揮されることで、山道・林道・雪道などの悪路の走行を快適なものにしてくれます。
こうした基本性能の高さに加えて、オフロードタイヤへの交換、マッドガードの装着などのカスタムを施すことによって、自分だけのこだわりのアウトドアスタイルに合わせたデリカD:5に進化させることもできます。
カスタムを取り入れることで、走行性能だけでなく、ビジュアル面での「アウトドア仕様のカッコよさ」も引き立ち、”愛車感”はぐっと高まります。
デリカD:5のカスタムをご検討中の方は、ぜひ「D:Style Garage」または近隣の当社店舗にお気軽にご相談ください。

