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デリカD:5は最強の釣り車?釣り仕様にするおすすめカスタム

夜中や早朝など、魚の活動時間・場所に合わせて動く釣り師・アングラーにとって欠かせないものが車です。

夜中や早朝に海や山、川などのポイントへと移動したり、車の中で休憩をしたり、時にはポイントに前乗りして車中泊をすることもあるでしょう。

ポイントによっては、周辺の舗装があまりされていないような道路を移動することもあると思います。

また、釣竿や釣具、クーラーボックスなど、多くの荷物の運搬も必要不可欠です。

そんな多くの釣り師・アングラーから「最強の釣り車」として支持されているのが三菱自動車のデリカD:5です。

この記事では、三菱デリカD:5が釣り師・アングラーから支持されている理由や、デリカD:5をより釣り仕様にして、車ごと釣りを楽しむコツをご紹介します。

デリカD:5は多くの釣り師に支持される車

「普段は家族を乗せるから大人数が乗れるミニバンがベスト。ただ、釣りのときは、SUVのような高い走破性能を発揮してほしい!」

「車中泊や待機をするから車室空間の広いミニバンが欠かせない。オフロード仕様も必須。」

このように、特に漁港や釣り施設のように管理されている訳ではない釣り場を転々とするスタイルの釣り師・アングラーであればなおさら、普段使いとの両立や、積載量と走破能力の両立に悩むはずです。

そんな釣り師・アングラーの悩みをちょうどよく解決できるのがデリカD:5であり、最強の釣り車と言われる所以です。

具体的には次の6つの理由が釣り師に支持される理由として挙げられます。

  • 高い走破性能(4WD)で悪路に強い
  • ミニバンなので多くの荷物が詰める
  • 車室空間が広く車中泊や待機も楽々
  • 釣り仕様のカスタムパーツが豊富
  • バックドアのライトが便利
  • ミニバンなのに燃費が良い

それぞれ詳しく見ていきましょう。

高い走破性能(4WD)で悪路に強い

釣り師・アングラーが狙うのは、漁港や釣り施設などアクセスがよく管理されている場所だけではありません。

舗装や整備が行き届いていない道の先にあるポイントなども多く存在しています。

ミニバンでありながら、そういった悪路に耐えうる走破性能を兼ね備えている点がデリカD:5が釣り師・アングラーに支持されている理由の1つです。

そもそも三菱は「4WDの三菱」と呼ばれるほど、4WD技術が優れたメーカーです。

パリ・ダカールラリーで12回の総合優勝を果たしたランサーエボリューションや、歴史的なオフローダーとも言えるパジェロなど、脈々と受け継がれ、蓄積された4WD技術の知見は、他のメーカーの技術者も舌を巻くほど。

デリカD:5にもその三菱自動車の4WD技術が入っており、ミニバンの中ではトップクラスの走破性能を誇ります。

また、優れた4WDの技術とともに、悪路走行を簡単に行えるような設計や機能なども兼ね備えています。

最低地上高に基づき、悪路での障害物を乗り越えるための最適なアプローチアングル(前方の障害物を前輪が乗り越えられる角度)、ランプブレークオーバーアングル(乗り越えた障害物がアンダーボディに接触せずに越えられる角度)、ディパーチャーアングル(リヤバンパーなど後輪より後ろの車体が障害物に接触せずに越えられる角度)などが細かく設計されています。

また、デリカD:5には、横滑りを抑えるアクティブスタビリティコントロール(ASC)も搭載されています。

このシステムは、車両が不安定な動きを感知すると、自動的に4輪のブレーキとエンジン、4WDシステムを統合制御し、車両の安定性を保ちます。

実際、滑りやすい路面や急なハンドル操作時でも、車両の動きを安定させることで安全な走行をすることができるのです。

さらに、トラクションコントロール機能も備えており、雪道などのスリップしやすい路面での発進をサポートしてくれます。

駆動輪がスリップすると、スリップした車輪にブレーキをかけるとともにエンジンとトランスミッションを自動的にコントロール。

これにより、スリップを脱するためのスムーズな発進と加速が可能となります。

専用のオフロードタイヤを装着すれば、より未舗装の林道やぬかるんだフィールドでも安心して走行できます。

このように、デリカD:5には4WD技術だけではなく、悪路走行を想定した機能や設計の工夫が施されているのです。

ミニバンなので多くの荷物が詰める

デリカD:5は、多くの荷物を積むことができるミニバンであり、車内空間がSUVなどと比べて広いのが特徴です。

自然を相手に行うのが釣りですから、天候の変化や海や川の様子、その日の釣れ方などによって釣竿や仕掛けを変えたりする必要があります。

近くに釣具屋などがある場所であれば良いですが、そんな場所ばかりではないため、「これも持って行った方がいい」と選んでいるうちに荷物は増えていくでしょう。

「家にある釣具を全部車に積んで持っていければ、その場であらゆるシチュエーションを試せる」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そんな思いを抱く、釣り師・アングラーにとってはデリカD:5は理想的な車室空間の広さと言えます。

2列目シートを倒せば、2名が乗車した状態で最大1.6mほどの長さのラゲッジスペースを作ることが可能です。

※画像はカットボディによる撮影です(3列目は跳ね上げた状態)

また、4名乗車時でも最大1.2mほどのスペースがあるため、家族や友人など複数人と釣りに行った際にも多くの荷物が積み込めます。

シートを倒すことで生まれる広大なラゲッジスペースは、大型のクーラーボックスや釣り道具一式、さらにはいざという時のキャンプ用品までも楽々と収納可能です。

これにより、必要な道具を全て持ち運ぶことができ、たとえどんな状況に陥ったとしても対処できるような準備がスムーズに行えます。

また、デリカD:5は車室空間が広いため、ロッドホルダーなどを追加すれば、ロッドやリールに負荷をかけることなく何本も持ち運べます。

とにかく荷物が詰める点は釣り師・アングラーには魅力的なポイントと言えるでしょう。

車室空間が広く車中泊や待機も楽々

釣りの際には、長時間の待機や仮眠が必要となることがありますが、デリカD:5は車室空間が広いため、快適に過ごせます。

シートを倒し、フラットモードにすることで、まるでベッドのような広いスペースが確保でき、大人二人でも足を伸ばして快適に待機中の仮眠をしたり、車中泊をすることが可能です。

これにより、夜間に釣り場に到着してすぐに仮眠をとりたい場合や、悪天候や寒冷地での釣りで一時的に待機や休憩をしたい場合などに、体力を温存しつつ釣りを楽しむことができます。

また、車室空間での過ごし方にも工夫ができます。

シートをアレンジしてリビングのような空間を作ったり、テーブルや収納スペースをつけたりといったカスタムを施すことでまるでキャンピングカーのような快適な空間を作り出すことが可能です。

デリカD:5には、7人乗りと8人乗りのオプションがありますが、特に8人乗りのモデルでは、2列目と3列目のシートを倒すことで広いベッドスペースが生まれます。

車室空間での快適性を維持しながら、釣り道具やキャンプ用品などの荷物を多く載せたいという方には8人乗りがおすすめです。

釣り仕様のカスタムパーツが豊富

デリカD:5は、釣り師・アングラーをはじめ、アウトドアユーザーに支持されてきた車です。

そのため、釣り師にとって理想的なカスタムパーツが豊富に揃っている点も魅力と言えるでしょう。

たとえば、釣り竿を安全に収納できるロッドホルダーや、釣り道具を整理しやすい収納ボックスなど、専用のアクセサリーが様々な場所で販売されています。

また、車中泊や待機を快適にするためのカスタムパーツも充実しています。

シートをフラットにするベッドキットや、夜間の釣り道具の整理に便利なLED照明などがあり、長時間の待機や仮眠も快適に過ごせます。

カスタム需要が高く、カスタムパーツがとにかく豊富に揃っていることから、他の車種などに比べて「このパーツが欲しいけど無い」ということがありません。

カスタムの選択肢が多く幅が広いのもデリカD:5の魅力と言えるでしょう。

純正カスタムパーツもとにかく豊富

三菱自動車が純正で出しているカスタムパーツの種類も豊富です。

100種類以上の純正カスタムパーツが存在します。

いかに、釣りをはじめ、多くのアウトドアユーザーのカスタム需要を想定して設計されているかが分かります。

これほど純正カスタムパーツが多いミニバンはほとんどないと言っても過言ではありません。

バックドアのライトが便利

デフォルトでついているバックライトの位置が絶妙な点もデリカD:5が釣り師・アングラーに支持される理由の1つです。

釣りは早朝や夜など、周囲が暗い状態で行うことも珍しくありません。

そんな暗い中で釣りの準備をする際に、バックドアにあるライトがトランクを開けたまま明るい光で手元を照らしてくれるため、ヘッドライトを使わずに済むのです。

一般的な車の場合、車室内は照らしても外を照らしてくれることはありません。

しかし、デリカD:5のバックドアライトは、車室だけではなく、バックドアを開けた周辺の広範囲を照らしてくれます。

そのため、家族や友人などと一緒に複数人で作業を行う場合にも便利です。

このように、「夜間での釣りを想定していたとしか思えない」という絶妙な位置にライトが設置されている点が釣り師・アングラーから高い評価を得ています。

バックドア周辺にあるアクセサリーソケットの位置も絶妙

フローターを使って釣りを楽しむという方も多いと思います。

そんな時に役立つのが、バックドアを開けてすぐの位置にあるアクセサリーソケットです。

DC電源として活用できるため、電気エアポンプをつなげば、車からフローターをおろしてすぐに膨らませることができます。

こういった電源類は運転席周辺にあることが多いため、電源が遠くて不便ということもあります。

しかし、デリカD:5の場合は「外での電源使用を想定したとしか思えない」という絶妙な位置に電源が設置されており、この点が特にフローターフィッシング愛好家から高い評価を得ています。

ミニバンなのに燃費が良い

釣り車を選ぶ際、性能や積載量だけでなく、燃費の良さも大切なポイントです。

デリカD:5はクリーンディーゼルエンジンを搭載しており、軽油を使用します。

また、燃費が約12.5km/Lとミニバンの中でも優れています。

レギュラーガソリンよりも軽油が20円程度安いことを考えると、燃料費の節約効果は明白です。

また、デリカD:5は4WDモードを搭載しており、走行シーンに応じて2WDモードと4WDモードを切り替えることができます。

たとえば、街乗りでは2WDモードで燃費を重視した走行を、悪路や山道に入る際には4WDモードに切り替えるといった具合に燃費を最適化しながら走行することが可能です。

デリカD:5をもっと釣り仕様にするおすすめカスタム

デリカD:5はそのままの状態でも釣りにいくには十分な性能や機能を備えていると言えますが、より自分の釣りスタイルに合わせた仕様にカスタムするのもおすすめです。

いくつか釣り師・アングラーにおすすめのカスタムをご紹介します。

タイヤ・ホイールを悪路走行仕様に

釣り仕様にカスタムするなら、まずはデリカD:5のタイヤ・ホイールを悪路走行仕様へ変更することを検討してみましょう。

特に渓流釣りやバスフィッシング、磯釣りなど、舗装のあまい道を走る場合などには頑丈なオールテレーンタイヤと、耐久性の高いホイールの装着がおすすめです。

さらに、オフロード用の強化サスペンションを取り付けることで、タイヤとホイールの組み合わせが最大限に活かされ、安定感のある走行が可能となります。

マッドガードで泥や水ハネを防止

釣りのポイントに向かう際、ぬかるみや水たまりを通過することが多い釣り師やアングラーにとって、車の泥や水ハネは避けられない問題です。

デリカD:5を釣り仕様にカスタマイズするなら、マッドガードの装着もおすすめです。

マッドガードを取り付けることで、泥や水が車体に跳ね上がるのを効果的に防ぎ、ボディをきれいに保つことができます。

また、マッドガードを装着することで見た目もオフロード車らしいタフな印象になります。

ベッドキットで早朝や夜の車中泊・待機も楽々

ベッドキットを取り付けることで、早朝の釣り出発前や夜の車中泊も非常に快適になります。

たとえば、深夜に釣り場に到着して、朝マヅメの時間帯まで仮眠をとったり、釣りの途中で休憩をとったりするのに便利です。

広さも大人二人が足を伸ばしてゆったりと横になれるサイズであり、長時間の待機や車中泊でも快適に過ごすことができます。

また、簡単に取り付け・取り外しができるため、週末の釣りやキャンプの時だけベッドキットをセットし、普段使いの際には通常のシートとして使用することも可能です。

ロッドホルダーで安全に釣り竿を運搬

釣りは長さのあるアイテムが多いため、ロッドホルダーはぜひ取り付けておきたいところ。

天井にロッドホルダーを設置すると、車内のデッドスペースを有効に活用できるため、他の釣り道具やキャンプ用品と一緒に余裕を持って積み込むことが可能です。

また、ロッドホルダーにより釣り竿がしっかり固定されるため、移動中の振動や衝撃で竿が傷つく心配もありません。

バックドアの照明をLED化してより明るく

バックドアについている照明は、夜間での釣りの際に役立ちますが、これをLEDに変更することにより消費電力を抑えつつ、より明るく広範囲を照らすことができます。

夜間での釣りには照明の存在が重要になるので、ぜひLED化をしておきましょう。

回転式シートでさらに快適な車室空間に

回転式のシートを使えば、1列目の席が回転し、より広い空間を作りだすことが可能です。

平均よりも背が高い方や、大人二人と子ども1〜2人で釣りに向かう際などには、十分なスペース確保になるため回転式シートをぜひ取り入れてみましょう。

ルーフラックで車室をさらに広く活用

釣り竿のような繊細な道具はロッドホルダーなどでの運搬がおすすめですが、その他の道具などをルーフラックに積めば、車室の荷物が減り、より快適に車室を使うことができます。

より車室を広く使いたい方はルーフラックの設置もおすすめです。

デリカD:5は釣り仕様のベース車としておすすめの1台

以上、デリカD:5がなぜ「最強の釣り車」と言われ、多くの釣り師・アングラーから支持されているのかの理由を解説してきました。

デリカD:5はデフォルトの状態で走行性能や機能などが釣りをはじめとするアウトドアユースに沿った設計になっているため、「釣り仕様に今後カスタムしていきたい」という方にとってのベース車としてもおすすめの1台と言えます。

また、純正パーツだけでも100種類以上あるため、自分自身の釣りスタイルに合わせてカスタムしやすいのも魅力の1つです。

釣りを車とともに存分に楽しみたい、という方はデリカD:5の購入や、釣り仕様へのカスタムを検討してみてはいかがでしょうか。

東海三菱自動車販売の「D:Style Garage」では、純正パーツなどをはじめ、お客様のご要望に応じた最適なカスタムを提案することが可能です。

ぜひ、お気軽にみなさまの釣りスタイルや「こんな車にしたい」というご要望などをお問い合わせください。