デリカミニはスノーボードに最適!積み込み方やおすすめのカスタムを紹介
デリカミニは、かわいらしい外観からは想像もできないほどタフで頼れる車です。デリカD:5の遺伝子を力強く受け継ぎ、SUVのような高い走破性とミニバンの使い勝手を両立。
特に、アクティブなライフスタイルを送る方々から人気を集めています。
そんなデリカミニは、実はスノーボード好きな方にとっても魅力的な一台です。
高い地上高と4WDシステムは、雪深い山道も難なくクリア。
滑りやすい路面でも安定した走りを可能にし、安全に目的地まで運転できます。
何より、車内空間が広くシートアレンジやカスタムの自由度が高いため、スノーボードライフをより快適にする選択肢が豊富です。
この記事では、デリカミニがスノーボードに最適な理由や快適なスノーボードライフを送るためのカスタムについて詳しく紹介します。
デリカミニがスノーボーダーにおすすめな5つの理由
軽自動車でありながら、SUVのような走りが可能なデリカミニ。
スーパーハイトワゴンの特徴を併せ持つことで、スノーボーダーに最適な車に仕上がっています。
まずは、デリカミニがスノーボーダーにおすすめな理由を5つ紹介します。
優れたオフロード性能
スノーボードを楽しむ方にとっては、雪山を力強く走り抜ける悪路走破性はぜひとも欲しい性能です。
一般的に、雪山での走行にはクロカンSUVやステーションワゴンなど、4WDを備えた車が適しているとされており、軽自動車は普通車に比べて走行性能が劣ると考えられがちです。
しかし、デリカミニは三菱自動車が長年培ってきた4WD技術を搭載しているため、雪道や凍結路面など、悪路での走行性能が格段に向上しています。
160mm(4WD)の最低地上高は雪道や障害物をクリアするのに十分な高さであり、グリップコントロールやHDC、HSAといった雪上での安定した走行をサポートする機能もついています。
つまり、デリカミニは普段使いはもちろん、スノーボードなどのレジャーシーンでも活躍できる、まさに「一台二役」のオールラウンダーです。
軽自動車の取り回しの良さも併せ持ちながら、雪山という過酷な環境にも対応できるデリカミニは、アクティブなライフスタイルを送る方にとって理想的な一台と言えるでしょう。
抜群の積載性を誇る大開口ラゲッジルーム
デリカミニは、スーパーハイトワゴンの特徴を活かした広々としたラゲッジルームを備えており、スノーボーダーが必要とするギアや荷物を十分積み込めます。
ミニバン並みの全高1,830mm(4WD)を誇り、頭上空間もゆったりしているため、車内スペースの快適さは抜群。
乗車人数に応じて荷室容量を調整できるのも魅力で、4人乗車時には118Lの荷室容量ですが、2人乗車にシートアレンジすれば630Lまで拡大できます。
これだけの奥行きがあれば、スノーボード用具やウェアなどのかさばる荷物も問題なく積み込むことが可能。
2〜3名のスノーボード旅行に最適ですが、4名乗車でも積み込み方を工夫すれば、かなりの量の荷物を運べます。
長距離ドライブでも安心な快適装備と安全性
引用元:DELICA MINI 安全性能
ウインタースポーツの目的地である雪山は都市部から離れた場所にあることが多く、スノーボードを楽しむには長距離ドライブが避けられません。
デリカミニの快適性と安全性を確認してみます。
まず、デリカミニは軽自動車ながら、広々としたシートを備えており、高速道路を走る長時間の移動も快適です。
フロントシートには幅広のベンチシートが採用されているため、ゆったりとした座り心地を確保し、長旅でも疲れにくくなっています。
後部座席も左右分割式のベンチシートで、約320mmの前後スライドが可能。
これにより足元の空間を自在に調整でき、リラックスして移動を楽しめます。
また、安全性についても「e-Assist」の衝突安全機能や、長距離運転をサポートする「マイパイロット」の運転支援機能が搭載されているため、安心感を一層高めてくれます。
アウトドア志向の外観
デリカミニの特徴といえば、そのデザイン。
エクステリアは、本格的なオフロード走行性能に合わせた力強いデザインになっており、アウトドアでの存在感を高めてくれます。
車全体のフォルムこそスーパーハイトワゴンらしい箱型デザインですが、各所にSUVのようなデザインが散りばめられています。
たとえば、シャープなヘッドライトやバンパーガードを模したフロントマスク、サイドのタイヤ周りのオーバーフェンダーを模した黒いライン等は、最低地上高の高いフォルムも合わさって、いかにも悪路走行のできるデザインと言えるのではないでしょうか。
後部にはフロントと同様にアンダーガードが配置され、デリカD:5譲りの直線的で頑丈な箱型フォルムが質実剛健なデザインを引き立てています。
また、ボディカラーにはアッシュグリーンやサンシャインオレンジメタリックといったアウトドアに映えるカラーがそろい、雪山や自然の中でもしっかりとした存在感をアピールできる車に仕上がっています。
寒い冬を乗り越えるシートヒーターやリアヒーターダクトが標準装備
引用元:DELICA MINI 快適装備
雪山へ向かう際には、車内の寒さ対策も重要ですが、デリカミニはその点でも頼れる存在。
たとえば、運転席と助手席には座面を温めるシートヒーターが標準で備わっており、冬の寒い朝や冷え込んだ夜でも素早く暖かさを感じられます。
また、後部座席にも配慮がされており、足元に温風を送るリアヒーターダクトが装備されているため、通常のエアコンと組み合わせて車内全体を効率よく暖められる設計になっています。
引用元:DELICA MINI 快適装備
さらに、Premiumグレードにはステアリングヒーターも設定。
ハンドルを握る手が冷える心配もなく、運転に集中できます。
こうした雪山に適した暖房機能がそろっているのは珍しく、冷え切った車内がすぐに暖かくなるため、雪山から帰るドライブも快適です。
デリカミニにスノーボードをどうやって積み込む?おすすめカスタム
一般的に、スノーボードの積載方法には次の4つがあります。
- 車内への収納
- インテリアバーを利用する収納
- ルーフキャリアを利用する収納
- ルーフボックスを利用する収納
大きな荷物であるスノーボードの積載方法を工夫すれば、そのほかの荷物を積み込みやすくなるので、乗車人数や荷物の量に合わせて積載方法を決めましょう。
後部座席を倒して車内に収納する
最もシンプルにスノーボードを積み込む方法は、デリカミニの車内に収納する方法です。
スノーボードの一般的な長さは1,400~1,600mm程度ですが、デリカミニは後部座席を倒すことで、十分な長さの荷室空間を確保できます。
4名乗車時の荷室長は335mmと少し短めですが、後部座席を全て倒せば荷室長は1,890mmにまで広がり、スノーボードをまっすぐ寝かせることが可能。
また、後部座席を片側だけ倒すことで、3人乗車とスノーボードの積載を両立させることもできます。
ただし、スノーボードは使用後に濡れていることが多いので、座席が汚れないように防水シートを用意しておくことを忘れないようにしましょう。
インテリアバーを装着して車内に収納する
スノーボードを車内に積載するなら、インテリアバーを利用するのがおすすめです。
インテリアバーはデリカミニの車内の天井付近に装着できるラック状の装備で、ラックの上にスノーボードを載せることができます。
室内が広々としており、頭上にもゆとりがあるデリカミニは、この空間を荷室として活用することが可能。
インテリアバーがあれば、スノーボードのような長さのある荷物をすっきりと収納し、車内スペースを最大限利用できます。
また、インテリアバーにスノーボードを固定して、後部座席をフルフラットにすれば、ほかの荷物や4人の乗車スペースも確保できるため、快適で効率的なドライブが楽しめます。
ルーフキャリアを装着して車外に収納する
スノーボードを車内に積むとどうしても空間が制限されますが、ルーフキャリアを利用して車外に収納することで、車内スペースを最大限に活用できます。
ルーフキャリアは車のルーフ上に取り付ける金属製のキャリアで、長さのある大型の荷物を積む際に便利なアイテム。
スノーボードは、外での使用を前提としているため、多少の雨や雪に濡れても問題がないはずです。
ルーフキャリアにボードを積むことで、車内を濡れや汚れから守ると同時にほかの荷物をたっぷりと積み込むことが可能になります。
また、デリカミニにはオプション装備でスキー&スノーボード用のアタッチメントも用意されているので、それを活用してみるのもおすすめです。
ルーフボックスを装着して車外に収納する
ルーフボックスはルーフキャリアの上に装着する大型のボックス状装備で、車外に荷物を積載しながら耐候性も備えている点が特徴です。
雨や雪といった天候にも左右されず、安心して荷物を収納できるため、アウトドアに最適。
小型のルーフボックスでもスノーボードを3〜4枚程度収められる容量を持っています。
スノーボードを車外に積み込むことで、車内スペースをほかの荷物の収納や快適な乗車のためにフル活用でき、さらに走行中に飛び石などでスノーボードが傷つく心配も軽減されます。
車の上に大型ボックスがあるため、走行中に空気抵抗が増す点には注意が必要ですが、スノーボードを安定して運べる方法といえるでしょう。
もっとデリカミニを雪山仕様に!スノーボーダーにおすすめのカスタム
デリカミニはノーマルの状態でもスノーボーダーにマッチする性能やデザインを持っていますが、自分好みのカスタムを施すことでより利便性を向上できます。
ここでは、さまざまなカスタムの中から、スノーボーダーにおすすめのカスタムを紹介します。
タイヤ&ホイールを変更する
引用元:D Style Garage
タイヤやホイールを変更することで、デリカミニをより雪山にマッチさせることができます。
デリカミニはノーマルのホイールも力強く存在感のあるデザインになっていますが、よりオフロード向けの黒基調のホイールや凝ったデザインのホイールもよく似合います。
また、タイヤ自体をオフロードタイヤに履き替えれば、デリカミニの悪路走破性がさらに向上するので、検討してみてはいかがでしょうか。
洗えるシートカバーを装着する
スノーボードを楽しむなら、ぜひ取り入れたいのが洗えるシートカバー。
デリカミニの車内にスノーボードを積み込む場合は、シートの上に載せることになりますが、その際に洗えるシートカバーを装着しておくと良いでしょう。
デリカミニの純正オプションとして用意されている洗えるシートカバーは、シート全体を覆うように設計されている上に、柔らかな素材でできているため着脱も簡単。
汚れたらサッと外して洗うことができるので、いつでも清潔な車内を保てます。
どうしてもスノーボードを積み込んだ後はシートに汚れが付くものですが、洗えるシートカバーならすぐに洗濯してきれいにできますし、繰り返し使えるのでとても便利です。
ラゲッジトレイを導入する
スノーボードを楽しんだ後、濡れたウェアや泥だらけのブーツを車に積み込むと、シートやカーペットが汚れてしまうことに悩んだ方も多いのではないでしょうか。
そういったシーンで役立つのが、ラゲッジトレイです。
ラゲッジトレイは荷室に敷く防水性のトレイで、汚れたものを直接トレイの上に載せることで、車内を清潔に保つことができます。
また、汚れても簡単に洗えるので、頻繁にアウトドアを楽しむ方にもおすすめです。
ワイヤレスチャージャーを導入する
運転席横のインストルメントパネルに装着できるワイヤレスチャージャーは、スマートフォンなどの対応機器を置くだけで簡単に充電できる便利なアイテムです。
厚手のウェアを着込んでいると、ケーブルを差し込むことが難しかったり、もどかしかったりするものです。
ワイヤレスチャージャーであれば、スマートフォンを充電トレイに置くだけで充電が開始されるため、手軽です。
また、ケーブルの接続が不要になることで、車内の見た目をすっきりさせる効果もあります。
マッドフラップを装着する
マッドフラップは、タイヤの後ろに取り付ける泥よけで、雪道を走行する際のデリカミニにぴったりの装備。
装着することで、タイヤが巻き上げる泥や雪が車体の下面に飛び散りにくくなり、車体下部の汚れを防ぎます。
特に雪道では巻き上げた雪が車体下に堆積してしまい、走行性能に影響を与えることもありますが、マッドフラップを付けることで雪の巻き上げを軽減できるので、走破性の維持に役立ちます。
なお、純正のマッドフラップにはデリカミニのロゴが入っています。見た目にもアクセントが加わり、デザイン性も高められる装備なので、おすすめです。
フロントダクトガーニッシュを装着する
フロントダクトガーニッシュはフロントマスクの一部にダクト上の装飾を追加するカスタムパーツで、デザイン的に力強さを増す効果が期待できます。
機能的なものではなく、あくまでデザイン面のパーツですが、フロントマスクにSUVのようなポイントを追加できるので、より存在感を発揮してくれると言えます。
デリカミニをカスタムしてスノーボードを満喫しよう
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。デリカミニの魅力をご理解いただけたでしょうか。
デリカミニは軽自動車のスーパーハイトワゴンながらSUVのような悪路走破性を持っており、スノーボーダーには積載性や走行性能の面で便利な車です。
ここまでにご紹介したカスタムを加えて、あなた好みのデリカミニにグレードアップしてみませんか。
東海三菱自動車販売の「D:Style Garage」では、デリカミニのカスタムにも対応しており、豊富なパーツも取りそろえています。
まずはお気軽にご来店・ご相談ください。
※紹介した商品の中には一部当社では取扱いのないパーツも含まれます。